会社員などの雇われ人生を終わりにし、そろそろ会社を辞めようかと思った際に、その先に存在する「フリーランス」になることで成功できるのかと疑問に思う人もいるはずです。『フリーで働く!と決めたら読む本』は、気持ちよく生きられる「プロフェッショナルフリーランス」を目指すために必要な手順と準備を説いたものです。さらに、同じ著者による、フリーランスになるための個の力を説いた続編の『フリーで働く前に! 読む本』もあります。
フリーになる理由の1つには、「好き」で「食いたい」からというものがあると思いますが、その土台を作るための知識はあまり語られていません。『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』では、稼ぎのための土台として、10のビジネスモデルを解説しています。モバゲーやディズニーランド、AKB48など、実際のビジネスにどのパターンが当てはまるのかを図解しているので、自分でビジネスモデルを考える際の参考になるでしょう。
そして、これらのフリーランスという身分を「キャリア」という観点から考える助けになるのが、大人気ブロガーの著した『未来の働き方を考えよう』です。本書では、上記で紹介したような「働き方本」のブームが示すものを考察しつつ、猛スピードで変化する社会において、キャリアシフトや40歳からの第二の人生の歩み方をどうすればよいのか、著者自身が歩んだ道を事例としても取り上げています。
「雇われない生き方」は甘くありませんが、この先、せざるを得ない時代がくるかもしれません。そのための知識をこれから身に付けておいても損はないはずです。