「雇われない」二度目の人生を歩む

会社員人生に終止符を打つ前に読みたい3冊

これからの日本では、複数の仕事に携わったり、人生の途中でキャリアチェンジしなければならなくなる人が増えるのかもしれません。組織を離れて、「フリー」な人生を選ぶことにしたり、選ばざるを得なくなったりした時のために、まずは読んでおきたい本を紹介します。

会社員などの雇われ人生を終わりにし、そろそろ会社を辞めようかと思った際に、その先に存在する「フリーランス」になることで成功できるのかと疑問に思う人もいるはずです。『フリーで働く!と決めたら読む本』は、気持ちよく生きられる「プロフェッショナルフリーランス」を目指すために必要な手順と準備を説いたものです。さらに、同じ著者による、フリーランスになるための個の力を説いた続編の『フリーで働く前に! 読む本』もあります。

フリーになる理由の1つには、「好き」で「食いたい」からというものがあると思いますが、その土台を作るための知識はあまり語られていません。『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』では、稼ぎのための土台として、10のビジネスモデルを解説しています。モバゲーやディズニーランド、AKB48など、実際のビジネスにどのパターンが当てはまるのかを図解しているので、自分でビジネスモデルを考える際の参考になるでしょう。

そして、これらのフリーランスという身分を「キャリア」という観点から考える助けになるのが、大人気ブロガーの著した『未来の働き方を考えよう』です。本書では、上記で紹介したような「働き方本」のブームが示すものを考察しつつ、猛スピードで変化する社会において、キャリアシフトや40歳からの第二の人生の歩み方をどうすればよいのか、著者自身が歩んだ道を事例としても取り上げています。

「雇われない生き方」は甘くありませんが、この先、せざるを得ない時代がくるかもしれません。そのための知識をこれから身に付けておいても損はないはずです。


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