クラウド型ビジネスチャットツール
「チャットワーク」の開発・サービス提供を行っているチャットワークのCTOとして技術部の統括をしている山本 正喜さん今回は、そんな山本さんに、最近読んで面白かった本や会社で推奨している本など、おすすめの本をいくつか教えていただきました。
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リーン・スタートアップ
1冊目は、山本さんが最近読んで面白かったという本。新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思い込みによって顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、時代がが求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論について解説した『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』です。
マネジメントの視点で面白かった本の1つです。「リーン・スタートアップ」という考え方は、もともと本で知ったんじゃないんです。グループ会社が大阪版の主催をしているStartup Weekendっていう「リーン・スタートアップ」の考え方に基づいてスタートアップを体験しようというイベントがあって。それにコーチという役割で参加したのが、きっかけで「リーン・スタートアップ」に興味を持って、本を買って読んで勉強しました。
「リーン・スタートアップ」の考え方自体は、自然とやっていたことも多かったんですが、体系化されて説明してあるので、自分の足りてないところや弱いところが分かったりして良かったです。最近の自分のプロジェクトの回し方とか、企業経営のやり方にはすごく大きな影響を与えています。確立している分野ではまだないですが、面白い知見が多くて、個人的に最近、非常に面白かった本ですね。
自分がいなくてもうまくいく仕組み
小さなチーム、大きな仕事 完全版
続いてご紹介いただいた本は、自社の方針や考え方が書かれているということで、社員のみなさんに推奨しているというチャットワークのCEO山本敏行さんの著書『自分がいなくてもうまくいく仕組み』とチャットワークスさんに考え方が近いという37シグナルズの経営メンバー著『小さなチーム、大きな仕事 完全版 37シグナルズ成功の法則』の2冊です。
『自分がいなくてもうまくいく仕組み』はうちの方針や考え方を書いているので、社員のみんなには読ませています。チャットワークは、規模の拡大を追求しない形でやっているんですが、「しないこと14か条」みたいなものがあるんです。例えば、上場しないとか、会社のスタッフ数は1社40名までとか。
で、37シグナルズの『小さなチーム、大きな仕事』に書かれていることが、非常にうちの会社の考え方に近くて。スタイルも似ていて、数十人ぐらいの少人数でやっているとか、世界的なプロダクトを持っているけど、上場する気はさらさらないところとか。本には、そのやり方が書いてあるんですけど、「イグジットなんて考えるな」とか結構面白いことが書いてあって、うちとフィーリングがあうなあと。うちの代表も読んで、すごくいいってことでこれも社員のみんなに読ませて、感想とか刺さった言葉とか章をみんなで共有したりしています。すごくおすすめです。
成功者の告白
最後は、6回ぐらいは読んだという山本さんのバイブルともいえる本『成功者の告白』。エンジニアマネージャーの須藤さんからもご紹介いただきました。
これはいいですよ。もう6回ぐらいは読みました。起業して、失敗を繰り返しながら少しずつ成功していくみたいな話なんですけど、僕らも起業しているので、毎回読む度に違う発見があるんです。自分たちのステージが上がってくると、前までは素通りしていた章がささったりするんですよ。「ああ、そうそう!今ここ」みたいな感じで。読むたびに感じるところが全然違ったので、いい本は繰り返し読むといいなと思いますね。うちの経営陣もみんな読んでいます。
マネジメント視点でのおすすめの本、興味深かったです。特に会社の考え方などのお話を聞いて、社員のみなさんを大切にしていて、素敵な会社さんだなあと思いました。興味深い、素敵なお話、ありがとうございました!