本を選ぶイベント「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞(エンジニア本大賞)」の第一弾の投票、第二弾のプレゼン大会が無事に終了し、「技術書部門大賞」、「ビジネス書部門大賞」、各選考委員による「特別賞」が決定いたしました。みなさまのご参加ありがとうございました。
『リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』
出版社:オライリー・ジャパン
ダスティン・ボズウェル、トレバー・フォシェ 著 / 角 征典 訳
『小さなチーム、大きな仕事 完全版 37シグナルズ成功の法則』
出版社:早川書房
ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著
黒沢 健二・松永 肇一・美谷 広海・祐佳 ヤング 訳
『小さなチーム、大きな仕事 完全版 37シグナルズ成功の法則』
出版社:早川書房
ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著
黒沢 健二・松永 肇一・美谷 広海・祐佳 ヤング 訳
2つの理由で選びました。まずは、ちょうど私自身がスタートアップの会社をやっていきたいなというのを今年の目標としていたので、興味深い内容だったこと。また、プレゼンのスタイルが飾らない感じで自分好みだったからです。
『リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』
出版社:オライリー・ジャパン
ダスティン・ボズウェル、トレバー・フォシェ 著 / 角 征典 訳
プレゼンの中で紹介されていた『Code Complete』は、私も推薦本の一つとして紹介したのですが、私自身それぐらいコードが好きなことと、「ITエンジニアに読んでほしい」という観点で考えて、ITエンジニアというのは毎日コードを書いている方だけではないと思いますが、ITを支える重要な役割の一つはコードだと思うので、そのコードをどうやって書くかという事について書かれたこの本を選びました。
『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』
出版社:日経BP社
エリック・リース 著 / 井口 耕二 訳 / 伊藤 穰一 解説
プレゼンが非常に興味深かったので選びました。単独の本だけを紹介しているプレゼンではなかったため、多少イレギュラーではあったんですが、この本に行きつく前の『リーンソフトウェア開発』、『リーン開発の本質』からはじまって、いろいろ調べて行くうちにこの本にたどり着いて、さらにその先もあると聞いて、本を作る方の意気込みやどういう流れでどういう事を考えて本を作っているのかというのが分かって面白かったです。
『小さなチーム、大きな仕事 完全版 37シグナルズ成功の法則』
出版社:早川書房
ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著
黒沢 健二・松永 肇一・美谷 広海・祐佳 ヤング 訳
食わず嫌いという言葉がありますが、まさにこの本はそんな本で今まで読んだことがなかったんです。でも、選考用に本をいただいたので今朝読んだところ、感動しました。他のスタートアップに関する本には書いてないような自分にフィットすることが書いてあって、かつ、プレゼンもナチュラルに自分に響いてきたのでこの本を選びました。
第一弾の投票で、特に投票の多かった以下の技術書3冊、ビジネス書3冊、合計6冊の著者さん、編集者さん、監訳者さんにおすすめのポイントや本に対する思いなどを語っていただくプレゼン大会を「Developers Summit(デブサミ) 2014」で実施しました。
技術書部門:『アジャイルサムライ』、『なぜ、システム開発は必ずモメるのか?』、『リーダブルコード』
ビジネス書部門:『経営戦略全史』、『小さなチーム、大きな仕事 完全版』、『リーン・スタートアップ』
プレゼンの後には、スペシャルゲストとしてお招きした選考委員のみなさんにプレゼンを含めて素敵だと思った本を「特別賞」として表彰していただきました。また、「技術書部門大賞」と「ビジネス書部門大賞」は、選考委員・観覧席のみなさんによる投票で決定しました。
★【技術書部門】のプレゼンの模様はこちらでご紹介
★【ビジネス書部門】のプレゼンの模様はこちらでご紹介